【いくら必要?】30代子育て世帯の生活防衛資金の貯め方

こんにちは、キョビットです!

FIREを目指すためには、最終的には投資をしていく必要がありますが、そこにたどり着く前にいくつかステップがあります。

その最初のステップが生活防衛資金を貯めることです。

ここをクリアしておかないと、不測の事態が起きた時に、生活に支障をきたすことになるので、きっちりと攻略していきましょう。

キョビット
ゲームでいう最初の中ボスを倒すイメージです!(分かりづらい・・)

この記事で分かること

・生活防衛資金とはなにか
・30代子育てサラリーマンに必要な金額
・生活防衛資金の貯め方

この生活防衛資金をしっかり貯めて、投資の世界に足を踏み入れていきましょう!

生活防衛資金とは

生活防衛資金

そもそも生活防衛資金とは何なのでしょうか。

様々な考え方がありますが、このブログでは働けなくなっても最低限生活できる資金のことを指します。

では、サラリーマンが働けなくなってから、次に働けるまでに、どの程度の期間の生活防衛資金を準備する必要があるのでしょうか。

まずは働けなくなったパターン1:会社を退職した場合です。

会社を退職すると、失業給付が受けれらますが、退職理由によって受け取れるまでの期間が異なります。

失業給付が受給できるまでの期間

・自己都合退職:約3ヶ月
・会社都合退職:約1ヶ月

自己都合退職は自分の責任とはいえ、転職することも一つの人生プランですので、受給できるまでの期間が長い、自己都合退職の約3ヶ月に備えておいた方がよいでしょう。

ちなみに、失業給付は3ヶ月程度は受給できます。

詳しくは厚労省・ハローワークの資料をご参照ください。

次に働けなくなったパターン2:怪我や病気になった場合です。

これはサラリーマンであれば、業務中の怪我かどうかがポイントとなります。

怪我や病気で働けなくなった時の手当

・業務中の怪我    :休業補償給付(労災保険):月給の約8割の金額
・業務外での怪我や病気:傷病手当金(健康保険) :月給の約6割の金額

それぞれ4日目から受給でき、休業補償給付は復帰するまで、傷病手当金は最長1年6ヶ月はもらえるので、怪我や病気で働けなくなるパターンはあまり心配しなくても大丈夫そうです。

キョビット
ということで、生活防衛資金は、生活するのに最低限必要なお金の3ヶ月分を準備しましょう!

生活防衛資金の考え方

生活防衛資金の基本的な考え方ですが、以下のように捉えておきましょう。

生活防衛資金の考え方

・基本的には手をつけないもの
・いつでも使えるように現金で保持しておくもの
・ここを貯めるまでは最優先で取り組むべきもの

やはり、生活防衛資金ですので、いざという時に使えるように現金で持っておくことがよいでしょう。

また、ある程度まとまった資金になりますが、元本割れリスクのある投資に回すのは極力避けた方がよいでしょう。

生活防衛資金を貯めるまでは、何かあった時に対処できないので、基本的には一番最初に最優先で取り組むべきものとなります。

子育て30代サラリーマンに必要な金額

それでは、30代サラリーマンに必要な金額はどの程度になるのでしょうか。

都内30代4人家族の1ヶ月あたりの生活費は34万円のようです。

ただし、この中には、お小遣い趣味や交際費といった項目があるので、除いて30万円ほどを必須生活費とします。

ちなみに、教育費は子育てに必要なためしっかり確保しておきたいところです。

とするならば、3ヶ月分の30万円×3ヶ月で、90万円が生活防衛資金のひとつの目安となります。

とはいえ、これはあくまで平均の数字のため、ご自身の状況に合わせて実際に計算してみることをお勧めします。

その時のポイントは以下です。

生活防衛資金を試算する時のポイント

・生活費を必須生活費ゆとり生活費に分類する
・必須生活費の3ヶ月分を見積もる

ご家庭の状況によっても必須かゆとりかは変わってきますが、生活費を分類する際は以下を参考にしてみてください。

必須生活費
・住居費
・水道光熱費
・通信費
・食料品
・日用品
・医療費
・養育費
・衣服費
・化粧・理髪

ゆとり生活費

・交際・レジャー費
・外食費
・カフェ代
・家具・家電

このように、必須生活費とゆとり生活費を分類したうえで、必須生活費の3ヶ月分を目指しましょう!

生活防衛資金の貯め方

それでは、これだけの生活防衛資金をどのように貯めたら良いのでしょうか。

生活防衛資金は生活用口座と別にすべき!?

生活防衛資金はなるべく生活用の口座と分けておきましょう。

生活防衛資金の考え方のところでも述べましたが、基本的には手をつけてはいけないお金のため、独立して管理しておいた方が好ましいです。

とはいえ、いくつも口座を持つと管理が煩雑になる、ということであれば生活防衛資金の金額だけ忘れなければ生活用口座と一緒でも構わないと思います。

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基本的には口座は分けたほうがよいと考えますが、ご自身の管理のしやすさを最優先してください。

具体的に生活防衛資金を貯める方法

では、具体的に生活防衛資金を貯める方法ですが、残念ながらそんなに多くはありません。

・収入の10%を先に生活防衛資金として貯金に回す
・残ったお金で生活できるように毎月の支出を減らす

先程の平均的な例だと毎月の世帯手取り月収は35万円としています。

この10%の3万5千円を先に貯蓄します。

そうすると、90万円の生活防衛資金を作るには、26ヶ月要するため2年とちょっとかかることになります。

このスピードを早めるためにも、毎月の支出を減らすことが求められます。

生活防衛資金を貯める過程が大切な理由

・収入の10%を先に生活防衛資金として貯金に回す
その後の投資資金を作るための練習となるため
・残ったお金で生活できるように毎月の支出を減らす
生活レベルを抑えておくことがFIREの近道となるため

生活防衛資金を貯めることは、FIREを目指すうえで基礎的な力が身につくのです。

まとめ:生活防衛資金を貯めて次の世界へ旅立とう!

生活防衛資金が貯めることができれば、いよいよFIREを目指す旅に出発!という状態になります。

たとえFIREを目指さないとしても、生活防衛資金を貯める過程で、とても大切な考え方・お金のスキルが身に付きますので、早速取り掛かってみてください!

何か起きても多少は持ち堪えられる、そんな気持ちになることができますので!

キョビット
生活防衛資金を準備して心にゆとりを持ちましょう♪
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