こんにちは、キョビットです!
資産を効率的に増やすには、投資をすることが不可欠だと思います。
でも、一体何に投資すれば良いのでしょうか。
その答えの一つがVOOだと考えています。
パフォーマンスも良いですしオススメですよ!
そもそもVOOとは何なのか。
一体何が良いのかについてお伝えしたいと思います。
この記事で分かること
・VOOがサラリーマンに向いている理由
・VOOを購入する方法
それでは見ていきましょう。
VOOとは何か
VOOとは、米国の代表的な株価指数S&P500に連動することを目指したETFです。
そもそもS&P500の特徴ですが、次のようなものがあります。
S&P500の特徴
・ニューヨーク市場の時価総額の約75%〜80%をカバーしており、市場全体の動きを表す指標とされている
・時価総額加重平均型なので、世界的な大企業が入っている
500社という限られた数で構成されていますが、時価総額加重平均型と言われており、時価総額の大きい世界的な大企業(アップル、マイクロソフト、アマゾン、フェイスブック、グーグルなど)で構成されているため、ほぼニューヨーク市場そのものを表す数字とされており、様々な投資家が注目している指数のひとつとなります。
余談ですが、最近GAFA(グーグル、アップル、フェイスブック、アマゾンの4社)の時価総額の合計が日本株全体の時価総額の合計を上回ったとニュースで話題になりました。
このようなとんでもない企業を数多く有しているのが米国であり、その米国の経済状況を表しているのがS&P500なのです。
このような特徴のS&P500に連動するETF、それがVOOです。
それでは、VOOの特徴です。
VOOの特徴
・これ一つで分散投資となる
・ETF(上場投資信託)なので、コストが低い
これらの特徴からVOOへの投資はサラリーマンにとても適していると言えます。
VOOがサラリーマンに適している理由
分散投資が簡単に実現
VOOを1種類購入するだけで、S&P500を構成する超優良企業500社に分散投資が簡単にできてしまいます。
投資の世界では「ひとつのカゴに卵を盛るな」という言葉があるように、投資先を分散することで投資先のひとつの調子が悪くても、資産全体で見るとその影響を小さくすることができる分散投資という大切な考え方があります。
個別銘柄だと数十種類の株式を買う必要があり、買う手間はもちろん管理する手間もかかります。
忙しいサラリーマンには、1種類を購入することで500社の分散効果が得られるのは、とてもありがたいですよね。
コストが低い
もうひとつ嬉しいポイントはETFのため投資信託と比較してコストがとても低いです。
投資信託のコストのひとつに信託報酬というものがありますが、これがとても低いのです。
以下の表をご覧ください。
ファンド名 | 種類 | 信託報酬(税込) |
VOO | ETF | 0.03% |
SBI・バンガード・S&P500インデックス・ファンド | 投資信託 | 0.0938% |
eMAXIS Slim 米国株式(S&P500) | 投資信託 | 0.0968% |
同じS&P500連動型の商品を並べていますが、VOOがダントツにコストが低いことが分かります。
インデックス投資はパッシブファンドとも位置付けられますが、対極にあるアクティブファンドですともっとコストが高くなります。
特に、インデックス投資は長期投資に向いているので、コストが低いことは大きな利点となります。
このように、手間のかかる分散投資をコストをかけずに実現できるのがVOOへの投資なのです。
VOOを購入する方法
それでは、VOOを購入するにはどうしたら良いのでしょうか。
結論から言うと、証券会社の口座を作ることが必要となります。
投資信託は、証券会社だけではなく、銀行、郵便局などでも購入が可能です。
しかし、ETFについては証券会社からしか購入することはできません。
おすすめの証券会社はSBI証券、楽天証券、マネックス証券です。
また、ETFは投資信託と違い、上場していますので、株式市場の取引時間中であればリアルタイムの価格で購入・売却することができます。
一方の投資信託は、1日1回算出される基準価額が注文を出した翌日に決まるなど、リアルタイムでの売買はできません。
VOOは株式銘柄のひとつとして購入することができるのです。
まとめ:サラリーマンならVOOに投資しよう!
お手軽で低コストなVOOですが、これは投資の神様と呼ばれるバフェット氏がおすすめしたとも言われており、当時はとても話題になりました。
以下は、2013年の株主への手紙の一節です。
プロではない投資家には「現金の10%で米国短期債を買い、残りの90%はS&P500に連動する低コストのインデックスファンドを買う」ことが良いと考えます。(私はバンガードのインデックスファンドを勧める)。
(出所)2013年のバークシャー・ハサウェイの「株主への手紙」
当時のキョビットは、バフェット流投資術なるものが流行っていたので、日本株で実践しようとしましたが、あまりうまくいっていませんでした。
そんな時にこの一文に出会い、S&P500連動型ETFの存在を知ることとなったのです。
そこから、実際に実践してみて感じたことをお伝えさせていただきました。