こんにちは、キョビットです!
今回の記事では、自動で資産を増やしてお金持ちに近づく方法をご紹介します。
結論からお伝えすると、マネックス証券、SBI証券の米国ETFの定期買付サービスを利用することで実現できます。
合わせて、米国ETFを定期買付するメリットについても分かりやすく解説します!
この記事で分かること
・米国ETFを定期買付するメリット3選
・米国ETFの自動買付手順
それでは見ていきましょう。
米国ETFとは
そもそもETFとは何かについては、以下の記事で詳しく説明しています。
米国ETFとは、米国の証券市場に上場しているETFであり、実は米国以外にも投資できる商品があります。
例えば、有名なのは世界中の株式に投資できるVT(バンガード・トータル・ワールド・ストックETF)です。
米国ETFには、他にもVOOといったS&P500銘柄で構成されるものや、VYMといった高配当銘柄で構成されるものなど、様々な種類あり、おすすめできるものがたくさんあります。
米国ETFを購入することで、世界中に分散投資できたり、米国の成長著しい企業の株式を丸ごと買ったりできます。
また、海外ETFは、信託報酬というコストが非常に安いのも魅力の一つです。
例えば、S&P500連動型の投資信託とETFを比較すると以下のようなコストの違いがあります。
S&P500連動型商品のコスト
・米国ETF:VOO:信託報酬0.03%
上の例では、1000万円投資した年間コストは、投資信託では9680円、米国ETFでは3000円であり、だいぶ違いますよね。
一方、買付手数料に関しては、投資信託はかからない商品が多く、海外ETFは0.495%(税込)が相場となっているという違いがあります。
ただ、マネックス証券もSBI証券も以下の米国ETFについては実質買付手数料が無料になるサービスを行なっています。
VT | バンガード トータル ワールド ストックETF |
VOO | バンガード S&P 500 ETF |
VTI | バンガード トータルストックマーケットETF |
IVV | iシェアーズ S&P 500 ETF |
SPY | SPDR S&P 500 ETF トラスト |
EPI | ウィズダムツリー インド株収益ファンド |
DHS | ウィズダムツリー米国株高配当ファンド |
DLN | ウィズダムツリー米国大型株配当ファンド |
DGRW | ウィズダムツリー米国株クオリティ配当成長 |
当ブログでは全世界株式連動型や米国株式連動型をおすすめしており、コストの観点からも米国ETFはとても魅力的です。
米国ETFを定期買付するメリット3選
それでは、魅力たっぷりの米国ETFを定期買付するメリットについて考えていきましょう。
米国ETFを定期買付するメリット3選
2.勝手にドル・コスト平均法になる
3.価格を気にしないで済むので継続しやすい
1.ほとんど自動化できて手間がかからない
定期買付を行うにあたっては、マネックス証券・SBI証券のサービスを利用することで、ほとんど自動化することができます。
手間がかからないのは、忙しいサラリーマンにとっても大きな味方になりますよね。
最初に銘柄選定と購入金額だけ決めてしまえば、むしろやること無くて投資していることも忘れそうになります。
2.勝手にドル・コスト平均法になる
投資の世界では、ドル・コスト平均法という有名な手法があります。
ドル・コスト平均法を簡単に説明すると、以下を組み合わせた買い方になります。
ドル・コスト平均法とは
・定期的に買う
・継続して買う
ドル・コスト平均法で金融商品を買うことで、高い時には少ししか買えず、安い時にはたくさん買えることになるので、株価の変動や為替の変動リスクを平準化(なだらかに)することができます。
そのため、安定して資産を増やすために、もってこいの手法となるのですが、定期買付を自動で行うこと自体がドル・コスト平均法となるのです。
もちろん入金力を上げられるのであれば、上げても構いませんが、頻繁に買付金額を買えていると手間もかかりますし、ドル・コスト平均法にはならないので注意が必要です。
3.価格を気にしないで済むので継続しやすい
自動サービスを利用せずに自分で定期買付をすることもできますが、あまりおすすめしません。
私の実体験ですが、定期買付サービスがまだ無い頃に毎月自分で買付していたのですが、直前で株価が大きく動くとタイミングを見計らってしまい、なかなか買うことができませんでした。
大きく下がった場合まだまだ下がるかもしれない、大きく上がった場合もう少し待てば下がってくるかもしれない、などと考えて結局買えなかったこともよくありました。
株価を自分で見てしまうと、買うタイミングを探ってしまうので、買付を自動化することで価格を気にせず機械的にドル・コスト平均法を実践できるようになります。
ドル・コスト平均法でリスクを分散するためには、長期的に継続する必要がありますので、自動化することで継続しやすくなるのは非常に大きなメリットとなります。
米国ETFの定期買付手順
それでは、具体的な米国ETFの定期買付の設定手順を見ていきましょう。
マネックス証券とSBI証券それぞれで設定することができますが、行うことは共通しています。
定期買付のために行う設定内容
・買う日付を指定する 例:毎月25日に買う
・買う金額を指定する 例:1,000$分買う
なお、今回ご紹介する設定は、証券口座にお金が常に入っていることが前提となるのでご注意ください。証券口座にお金が入っていない場合、定期買付は実行されません。
それでは、マネックス証券とSBI証券それぞれの設定方法を見てみましょう。
マネックス証券の場合
1.ログイン後ページ上部にある「米国株・中国株」をクリック
2.「管理サイト(為替振替・口座管理・米株定期買付・米株店頭取引)」をクリック
3.画面上部にある「外国株取引」タブをクリック
4.左のメニューから「定期買付 登録」をクリック
5.対象銘柄を検索後に表示された一覧から、右側の「登録」をクリック
6.以下項目を入力
・買付日をプルダウンから選択
・口座区分を非課税(NISA)か課税を選択
7.画面下部の「はい」にチェックし「登録」をクリック
8.確認画面になるので、内容を確認して画面下部の「実行」をクリック
SBI証券の場合
1.ログイン後ページ上部にある「外国株式/海外ETF」タブをクリック
2.画面中央の「外国株式取引サイトへ」をクリック
3.画面上部にある「取引」タブをクリック
4.米国が選択されていることを確認して、その下にある「定期買付」をクリック
5.「承諾する」をクリック
6.対象銘柄を検索後に、以下項目を入力
・買付日を日付もしくは曜日で選択
・決済方法をお好みで選択
7.画面下部の取引パスワードを入力して、「設定確認画面へ」をクリック
8.確認画面になるので、内容を確認して画面下部の「設定」をクリック
まとめ:米国ETFの定期買付で自動でお金持ちに!
今回の記事では、米国ETFの定期買付を自動化するメリットと方法をご紹介しました。
マネックス証券とSBI証券で定期買付サービスを利用することができますが、自動化することで手間が省けるのはもちろん機械的に継続して買い増しすることができるのが大きなメリットです。
それはドル・コスト平均法を着実に実行できるからです。
長期にコツコツと積み増していけば、高い確率で資産が増えることが歴史的にも言えますので、定期買付を利用してしっかり資産運用をしましょう。
ただし、投資は自己責任の原則がありますので、ご自身で納得のうえお願いします。